川柳をこよなく愛する明石のタコ

神戸の印刷会社、前川企画印刷の代表ばたがお届けしております

業務日記

0から1を生み出すことへの評価、1を徹底的に真似ることへの評価

投稿日:2014年9月11日 更新日:

一人が踊り始める。すると少しずつ周囲の人たちも誘われるように踊り始めて、数分後にはそこがダンスパーティーの会場へと化していく動画。集団に楽しさが連鎖していく様子は眺めているだけでも楽しい。

よっこらしょと、椅子から腰を持ち上げるとき。停まっていた車を動かし始めるとき。パワーがいるのは初動のときで、そのパワーの根源は称賛に値する。

0から1を生み出すことへの評価、1を徹底的に真似ることへの評価

0から1を生み出すことには勇気が要る。まだ誰も踏み入れていない雪の道を歩くのは気持ちが良くても、白の下には落とし穴のある可能性もある。「このあたりに落とし穴がある可能性は少ない」という地図を持ち出して確率を高めたり低くすることはできても、絶対はない。無事に向こうまで渡った人間は拍手をされて、結果を出せなかった人間は「そら見たことか」と笑われてしまう。

9回の失敗を与えることはベンチワークで、10回目を祝福することはチームワーク | 川柳をこよなく愛する明石のタコ

だから僕は、失敗を評価することにした。成功は失敗の上に立つものであると決めた。積極的な失敗は怒らない。「どうして失敗してしまったのだろう? 今度はどうすれば、より良くなるだろう?」と問いかけ、一緒に考えていくことにした。それは社内でずっと言い続けてきたことである。

ただ、僕たちは0の世界に生きているようで、実は誰かの創り上げた1の世界(あるいは5や10や50というお膳立てされた世界)に生きているがほとんどである。降り積もった雪に一歩目を刻むためには誰よりも早起きをする必要があって、新雪という言葉の知識はあっても、実際に新雪というものをこの目で見た記憶がないのと同じことだ。そんな自分がリーダーとして「1を生み出してほしい」とは言うことはできても「1を生み出さなければならない」と唱えることは、少々、厳しいことを唱えすぎているような感もある。

ならば。

先人の誰かの、「これは」と思う何かの1を徹底的に真似てみてほしいと考えることにした。理想は0から1、それが難しければ1を真似る。真似を続けて自分のモノにしてしまった経験は誰かから習ったなんて言う必要もない。まるで自分が思いついたかのように、得意げな顔をしてその経験を売っていけばいい。習慣や行動、考え方や意識、水が染み込むように自分の血肉になったのならば、それはもう、自分が0から1にしたのと同じだけの価値がある。

誰かに貢献したいと願うチカラや自分を強くしたいと思うキモチは誰かを幸せにできることを知っていても、まずは何から取り組んで良いかわからない場合が多い。僕はこうやって、具体的な取り組みの一つ一つを成文化して、ブログで発表していく。そうやって組織風土を作り上げていくことが自分の一番の役割なんだろうと考えている。

Google

Google

-業務日記

執筆者:

関連記事

no image

死んでいなければ、生きている。生きていれば、失敗する。失敗すれば、楽しいことが待っている。

思い込みや先入観は、息を吸って吐くのと同じくらい当たり前に存在している。 その思い込みの理由に踏み込もうとする発想はいつも素晴らしいなぁと思う。空は青いもの、水は流れるもの。僕はそれ以上を考えたことは …

no image

商売人の想像力を大切にしたい

ビジネスという言葉のなかにある、どこか割り切った冷たい響きを受け入れることなく僕は生きていきたいと思うのです。 商売を一生懸命にしている人が、自分の知らないところで商品を晒されてネタにされる。その商売 …

no image

一瞬の感動、永遠の感謝。

去年、大失敗したある仕事。 今年、無事に納品を終えて、お客様の喜ぶ顔をこの目で見て安堵。思わず涙腺が緩んでしまいました。 仕事に感動を覚えられるのは、きっと、いいことだと思うのです。 協力していただい …

no image

ビジネスと商売の違い ~父が死んでいなくなったということを実感するとき

大きな企業で働いていて、脱サラして起業する。親御さんが商売をされていて、その背を見て自分も商売人になった。 同じ商売人でも、そこに至るまでの人生は様々だ。ただなんとなく、前者は「ビジネス」という言葉を …

no image

変化や挑戦のための土壌作りと根回し、優先すべきことは何か。

同友会では本会と青年部に所属していて、今年はその両方で役を受けている。 しばらく本会の方での役はお休みしていたのだけれど今年から復帰。ただ、やっぱり、色々思うところがあって来年から本会の役は受けないこ …

Google


↑成人式や卒業式、入学式に似合う髪飾り特集はこちら
(コトバノ監修/【ギフトにも最適、桐箱付】)
このブログの執筆者であり前川企画印刷の代表である西端がフォト詩集をiPhoneアプリで出しました。知識ではなく、感性に訴えかける写真と言葉たち。もし良かったら、もし良かったら…
follow us in feedly