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ゴーイングコンサーン(going concern)とは

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雇用するつもりはないという話を聞くとこの言葉を思い出す。日本語に訳せば「継続企業の前提」。企業は将来無期限に存続継続することを前提にするという考え方。カタカナは嫌いだけれどgoingという言葉に躍動感があってあえて使う。対になる言葉は清算企業の前提。

雇用はリスクだけれど、お客さんの必要のために自分が存在すると考えれば、個人に何かがあったとしても迷惑をかけない体制を整えていくことは大切だ。今日の自分と同じままで来年の今も同じように働くことが出来るとは限らない。最悪を想定しながら最善を尽くす。存続を前提としない姿勢はお客さんを軽視していると決めてしまえば、雇用はもちろん、想いのDNAを色濃く浸透させていくのも大切なことだと考えられるようになる。

対価として役務や手段を提供すれば良いという割り切った考え方は嫌いだ。価値を評価してもらえるようになりたい。価値の根底にあるのは想いという感情だ。それは言葉にして繰り返し伝えていかなければならない。想いに感応してくれる仲間とお客さんとgive&giveの与え合う環境を作っていく。自分さえ良ければという冷めた考え方に僕の心は感応しない。