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水の流れてくる場所に心を置いて、耳を傾けて

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ライティングの締切と月末の事務処理が重なってバタバタ。そうだった、4月の平日は早く終わるのだった。それでも、todoが積み上がると、片付けなければならないという意識が強く働いて、同じことを終えるまでの時間が短くて済む。普段は余力があることを思い知る。

高砂に移動する山陽電車。神戸から各駅停車に乗って移動。乗客の少ない車内は集中して作業をするのに良い。誘惑という雑音の少ない場所に身を置くのは、自分という人間の甘さを心得ているから。学生時代、テストの前日は外に出て電信柱の下で行った。そうでもしなければ、寝てしまう自分だった。そうまでするのに、赤点の自分だった。

いつもは3人で食事をする方に誘われての移動。「今日は2人で」と言われ「説教…ですかね?」と確認をする。「なんでやねん」という返事があって安堵した。自分に甘くて、勉強もできなくて、自信がなくて、怒られることが常である自分は、自分なんかと食事をしても面白いわけがないという思い込みが先に立ってしまう。2人で行く食事の場合、前半は近況報告で、後半はお叱りをいただくというのが良くあるパターン。僕の会社経営の記憶の大半は、お叱りをいただいているシーンだ。

言われているうちが華だな、と思う。流れてくる水の場所に心を置いて耳を傾ける。そういうことを、いつまでも有り難いと思える自分で在り続けたい。