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きっと大丈夫という根拠のない生き方からの脱却

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2016年は、前に出た一年だった。目立つことをたくさんした。

音楽もした。人前で発表もした。セミナーの講師や司会の依頼もたくさんあって、この10年で一番充実していたように思う。本気で取り組みたい新しいことやパートナーも見つかった、四十代はそれを加速させていく。

一方で、今年は体調不良にも苛まされた。心因性のものだと診断された耳鳴りや難聴にずっと苦しんだ。近くの声が遠くに聞こえて、遠くの音がすぐそばに聞こえる。目に見えているものと聞こえてくるものの位置関係がおかしくなって、ふわふわとしたクッションの上を歩いているように感じられた。気持ち悪くて何度も吐き気を催した。

不眠症もますます酷くなった。眠気はあるのに眠られず、眠ってもすぐに目が覚めてしまう。ストレスのない生き方はできなくても、ストレスと上手に付き合う方法を考える契機になった。頼ることは頼る、甘えることは甘える。そうしてギリギリのところで、自分を保っていく方法を見つけられるようになった。

体力でなんとかなっていたようなことが、なんとかならなくなる。これからはそんな年齢を生きていくことになる。今までが大丈夫だったから、きっと大丈夫という根拠のない生き方は改めていかなければならない。

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