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人間はさぼる生き物 ~目標達成のための効率の良いサボり方

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秋の気配がようやく漂い始めたと思ったら、もう、文具屋さんには2018年の手帳が並び始めている。8月はなんとなく一年の折り返しのような気がしてしまうけれど、実際はもう、3分の2が終わってしまったわけで、ここから年末までの加速はあっという間だ。

一年間にジョギングを1000kmすることにしている。今年はもう750kmを走ったので、今のペースなら十分に目標を達成できそうだ。毎日をこつこつ。そして、人間はさぼる生き物でもある。「雨の日はさぼっても良い」「走る日は最低5.2kmを走る」というシンプルなルールにしておくと、3日に1度サボったとしても、一か月で100kmは走れる計算になる。さらに、このペースなら、年間で2か月を丸々さぼったとしても目標が達成できる。3日に1度さぼった上に、2か月休んだとしても達成できてしまうのだ。「1000km」という数字はインパクトがある割に、案外、簡単に達成できてしまう数字でもある。こつこつには、いかに「さぼっても良いか」という要素を入れることが大事。このあたりはゲーム感覚だなぁと思う。

「5km」ではなく「5.2km」にしているのは、0.2を25日積み上げたら5kmになるから。つまり、さらにもう一日サボる自由を得られるということ。工場でものを作るのと一緒。仕掛りには時間がかかるが、一度取り掛かってしまえば、100個のものをつくるのも120個のものをつくるのも大きな違いはない。走り出すまでは億劫でも、走り出してしまえば、200mの違いはまったく気になるものではない。あえて端数をつけるのは、目標達成のペースをつくるときに「利息」の効果を生むので良い。これはジョギングに限ったことではないのでオススメの方法なのである。