川柳をこよなく愛する明石のタコ

神戸の印刷会社、前川企画印刷の代表ばたがお届けしております

ブログ論 雑記

足元に響きつづけるのは、コツコツという音だけがずっと ~「感慨深い」という気持ちがもたらすエネルギー

投稿日:

小学生のころの野外活動で、三室山に登山をしました。中学生のころは氷ノ山に、大学生のころは比叡山、大人になってからは六甲山を登りました。

山は、登ってきた道が見えるのがいいですね。一歩一歩をコツコツと積み上げてきたのだな、と思うと、その景色を制したことに感慨深い気持ちになります。

昔から運動神経の悪かった僕は、いつか鉄棒はバーナーで焼き切ってやろうと真剣に考えていました。指先も不器用で、「うさぎちゃんリンゴを剥く」という家庭科の授業では、家庭科の授業なのに見学を命じられたことがあります。勉強もできなくて、高校生のころの三者面談では、担任から「現役合格は厳しいと思うので、予備校を考えておくと良い」と言われたこともあります。

得意なことは何もなかったのです。ただ、あれもこれも、「得意そう」に見せることは上手でした。世渡り上手というやつですね。取り繕ってその場を凌いで生きていく。僕の人生はずっと、そんなでした。目立つことは得意でしたが、中身は常に空っぽだったのです。

焦りました。このままで世の中に通用するわけはないとも思いました。実際そうです。経験値の高い大人たちは、僕が空っぽであることをすぐに見抜きました。「空箱」を評価してくれる人はいません。僕はだから、その中身を埋めていく必要に迫られました。

そうして選んだのが「コツコツ」を継続することでした。ブログにしてもそう、ジョギングにしてもそう、経営にしてもそう、投資にしてもそう。一度に大きなことをするのではなく、毎日、息切れしない程度に出来ることを継続していこうと考えたのです。その一歩一歩は小さくても、登山と同じく、登りながら振り返れば感慨深く、さらに上を目指してコツコツを継続していくモチベーションになるだろうと思いました。

もちろん、いま、僕がいる場所は、まだ山の中腹。登り詰めるには相当の努力が必要ですが、でも、登山口ではないよな、と自分を認めてやれるくらいの高さには来ているのだろうと考えています。コツコツ、コツコツ、振り返り、そしてまた、コツコツ。

振り返り過ぎて、先を見なくなってしまっても駄目だろうとは思うのですが、時折、この「感慨深いと思える心境」を大切にしてやることも大切ですね。途上とは道半ばということでもありますが、スタートしたころよりはゴールに近づいているということを表してもいるわけです。

コツコツ、コツコツ、自分だけが認めてあげることのできる、コツコツ。

何度でも、この感慨深い気持ちに浸っていきたいなぁと思います。
足元に響きつづけるのは、コツコツという音だけがずっと。

Google

Google

-ブログ論, 雑記

執筆者:

関連記事

名探偵コナン君に逢える町、青山剛昌ふるさと館(鳥取県北栄町)

町のあちこちにコナン君たちがいます。 レンタサイクルを借りて、町歩きラリー。めっちゃ暑かったけど、めっちゃ温かい人たちばかりで、最高の夏休みになりました。 いい町、いい人。 ここには、見習うべきものが …

no image

かつての教え子と酒を酌み交わす幸。

土曜日。 朝、合格証書を受け取ってご機嫌。それから、ふあうすとの句会にお邪魔して、夕方からはかつての教え子と夕食を共にしてまいりました。 転職を考えているならば・・・ と、少し、真剣にキャリアの築き方 …

no image

名前の中にある、愛や希望。

この時期、卒業証書や名簿など、「名前」に関する仕事をさせて頂くことが多い。 入力に徹していれば、それは単なる「文字の羅列」でしかないのだけれど、一つ一つの文字に込められた親御さんの愛情や想いを感じ取り …

神戸元町商店街にある弟の店、CHILDREN WILLにて

神戸元町CHILDREN WILLは弟のやっているお店。 いつかそのうち、唇が西端だらけになるんじゃないかと心配になった。いかにも西端家クオリティ。

播州清水寺にやってきました。

巡礼のたび、二ヶ所目です。山は色付いていて、そして寒い!

Google


↑成人式や卒業式、入学式に似合う髪飾り特集はこちら
(コトバノ監修/【ギフトにも最適、桐箱付】)
このブログの執筆者であり前川企画印刷の代表である西端がフォト詩集をiPhoneアプリで出しました。知識ではなく、感性に訴えかける写真と言葉たち。もし良かったら、もし良かったら…
follow us in feedly