川柳をこよなく愛する明石のタコ

神戸の印刷会社、前川企画印刷の代表ばたがお届けしております

川柳

【川柳】別離から三日 玉子を割っている   ばた

投稿日:

ふっきれたのか。
涙を流すための、「生」をいただいているのか。

肩を落とす淋しさも、生きているからこそで。

===

  【佳作】別離から三日 玉子を割っている

    月刊川柳マガジン2007年11月号
    川柳柳壇(「雑詠」太田 紀伊子選)

Google

Google

-川柳

執筆者:


関連記事

no image

【川柳】膝を曲げ今日のドラマを聞いてやる   ばた

一緒に笑って、怒って、泣いて。 おんなじようにしてくれたから、優しくなれました。その高さにいてくれたことが、いま、とても懐かしく、温かいのです。 どうもありがとう、きっと、こんな風だったのですね。 よ …

no image

【川柳】チョキを出す僕に優しいパーのある   ばた

僕のチョキはいつだって無敵だった。 さいごのひとつ、を、そして僕は。得意な顔をして、美味しそうに頬張ったものだった。 かならず、いつも、僕のチョキに。 とても悔しそうに負けてくれたこと。 いまとなって …

no image

【川柳】笹の葉は揺れて 刺されぬ世のことを   ばた

そう、なってしまったコト。 いつか当たり前だった平和や安全。いま、祈らなければならないものへ。 だれかを信じなさいという言葉や教え。いま、人を疑う性悪説へ。 短冊は、どのときから。 寒い季節に揺れるよ …

no image

【川柳】仏壇を開くと見える糸がある   ばた

大きな壁、大きな試練。 眼差しのような暖かきものを頂いて、勇気。僕の背中は、きっと押されやすい。 過去の過去の、ずっと向こうに手を差し伸べて。 ゼンマイは、少しずつ前へ、廻り始める。 ===   【入 …

no image

【川柳】コスモスもウロコも母のふところも

 秋桜の揺れる海、鱗雲の泳ぐ空。年末という慌ただしさを迎える前の、ほんのひととき、心を休ませてくれる情景。誰が近づいても、誰が見上げても平等に、もう、季節がここまで進んだことを優しく教えてくれる▼拙ブ …

Google


↑成人式や卒業式、入学式に似合う髪飾り特集はこちら
(コトバノ監修/【ギフトにも最適、桐箱付】)
このブログの執筆者であり前川企画印刷の代表である西端がフォト詩集をiPhoneアプリで出しました。知識ではなく、感性に訴えかける写真と言葉たち。もし良かったら、もし良かったら…
follow us in feedly