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Googleからの検索流入を増やすために零細企業を経営する僕が意識し続けている2つのこと

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Googleの検索結果上位を狙っても、簡単に思い通りにはいかない。

かつてはSEOの業者に頼んで機械的に上位に表示させる方法も存在したが、日々進化するGoogleのアルゴリズムによってそれらはすべて駆逐されてしまった。

「Googleで上位に表示されることを狙うよりも、まずは身近な人を意識したメッセージをしっかり発信していきましょう」という考え方もあるが、身近な人は大きな旗を振っても小さな旗を振ってもちゃんと自分のことを見ていてくれる。まだ見ぬ未来のお客さんを見据えながら、近くにいるお客さんや社員にメッセージを投げかけていくやり方。僕自身はそんな風に対象を意識して、日々の更新を続けているつもりだ。

Googleの検索結果で上位に表示されるために行うべき方法

Googleの検索結果で上位に表示されるために行うべき方法には色々あるけれど、自分が強く意識していることは二つ。

Googleで検索する人は答えを求めているということとGoogleで検索する人は答えを早く知りたがっているということがそれだ。

企業はどうしても自分たちの価値を伝えたくて宣伝に近い内容のものを書いてしまう。「お得な情報を配信します」というのは配信する企業が得をするために行っていることがほとんどで、それを読まされる側の気持ちに立っているものではない。

「お得なランチ情報をお伝えしていきます」と書くくらいならば「給料日前に神戸駅周辺で激安ランチを食べる方法」というタイトルでブログを書く。「神戸駅 ランチ 激安」というキーワードで検索する人たちを想像して、あとはその単語をフレーズにしてしまうだけでも前者よりはアクセス数が大きく変わっていく。また、その記事は数か月経ってもGoogleからの検索流入が続くので、アクセス数をアップさせる資産になっていく。

つまり、検索をする人は「お得な情報」を求めているのではなく「いま、神戸駅周辺で安いランチを食べるための答えを探している」と想像する。自分の伝えたいことから書くのではなく、相手の探している答えから逆算して文章を綴っていく。それがGoogleからの検索流入を増やすときに大切にしたい考え方のひとつ。

次に大切なのは答えを早く知りたがっていることだと書いた。どういうことか。これは英語的な発想が必要で、結論を早めに書いてしまうということ。できればブログの記事の先頭に。それが無理でも、結論は出来るだけ記事の上の方に書くことを意識する。各段落の最初を、結論に近いキーワードで書き始めることも有効的だ。

学校で習ってきた起承転結の書き方は、Googleからの検索流入を増やすことに重きを置いた場合、賢い方法であるとはいえない。「結」があって、それを補完するために「承」や「転」が後に続いているという文章構成が望ましい。

答えを求めている人を意識した文章の書き方にGoogleはどんな反応を示してくれるのか

言わずもがな、僕の経営する前川企画印刷は神戸の零細企業である。

神戸の印刷、出版と販促。前川企画印刷公式ブログ「嵐のマエブロ」

この夏から、会社として公式ブログを立ち上げた。更新を担当するのは社員メンバー。今のところ経営者である僕は、自分のブログやtwitterからの動線は作っても、そのブログに書き込むことはしていない。彼ら自身が検索流入を高める方法に取り組んで、その実績や方法をお客さんに還元してほしいと願っている。当初、彼らの書き方ではなかなか結果には繋がらなかったが、幾つかの方法をアドバイスしたところGoogleは素直に彼らの取り組みを評価してくれるようになり始めた。

google

具体的な数字を公開することはGoogleから禁じられているが、グラフの変化で評価が良くなってきていることはご理解いただけるだろう。反応が出てくると、彼ら自身にも自信という変化が現れる。検索からの流入は新しいお客さんとの出逢いを繋ぎ、いくつかある印刷会社の比較対象の一つと捉えられたとしても、記事内の広告から他所の印刷会社へと流出していくときに自分たちには広告収入が入ってくる仕組みになっている。Googleからの検索流入と広告を上手に組み合わせると、出口のところでも収益性が高まるので、コンテンツの作り手はその入口だけに集中していれば良いということになる。

Googleで上位に表示されると経営は変わるか

いくつかブログを運営して、Googleからは毎月広告収入が振り込まれるようになった。

ただもちろん、そういった直接的なメリット以上に、ありとあらゆる人がGoogleの向こう側からやってきて、自分の書いていることに興味を示してくれる。結果、その先の「問い合わせ」や「依頼」が増えることはもう説明する必要もないだろう。ブログを書くことで想いを伝え、新しいお客さんと出会いたいという相談書くこと自体の依頼、その他、様々な相談をいただくようになったのは書くことを継続したからこそだと思っている。

たとえば畳の上に裸足になったときの解放感。書くということは面倒で難しいことのようでも、その壁を越えたときに確実に見えてくる世界があって、すっと落ち着く感覚は、裸足のときのそれと似ていると僕は考えている。

書くことを始めたい、継続したい、継続の先に経営の変わる感覚を体験したいという方向けに、これまで有料での個人相談も承ってきた。あまり大々的に宣伝するつもりもないが、同じ感動の世界を体験したい人たちと熱く語り合っていくことができたらいいなと思っている。





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