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【川柳】金環を見上げ宇宙を生きている

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 何十年や何百年に一度という星たちの奇跡に巡りあった。見上げる声は、誰も子どもの頃のそれで、宇宙の広さに一人一人はとても小さい。米粒にも満たない蒼を、星はどんな風に笑うのだろう▼科学にも計算の出来ない誰かと誰かの物語。自分という歴史に残せるかどうか、それは心の構え方。この広い宇宙のほんの小さな星で、生かされているからこその印を刻んでいきたい▼また、いつも通りに紅い、太陽に分けてもらいながら。

金環を見上げ宇宙を生きている
【月刊ふあうすと 2012年6月号裏表紙】