川柳をこよなく愛する明石のタコ

神戸の印刷会社、前川企画印刷の代表ばたがお届けしております

川柳

【川柳】鬼はもう笑わぬ 春の一歩二歩   ばた

投稿日:

 おかしなことだらけだった「変」な年はもう背中、今年は希望に満ちた「変」化の一年で
あることを祈りたい▼アメリカの新リーダーの力強い言葉に、たくさんの人々が魅了された。
言葉に震え、言葉の先の未来に夢を抱く。川柳という短詩文芸もまた、そんな可能性をもった
表現手段の一つであると確信している。人間の奥底にある想いを伝える17文字。この活字の
一つ一つが映しだす世界を、しっかりと噛みしめて仕事に取り組んでいく▼粉雪の舞う中を、
蕾は確実に。有り難く、尊い時間に生きていることを思い知らされた。その足音に耳を澄ま
すことの自分でありたい。

(ふあうすと2009年2月号、裏表紙に掲載した文章より)

===

  【掲載】鬼はもう笑わぬ 春の一歩二歩

    ふあうすと2009年2月号
    裏表紙

Google

Google

-川柳

執筆者:

関連記事

no image

【川柳】明日咲く花があるからよく眠る   ばた

「明日も」「明日こそは」 人それぞれの、どんな未来も、どんな明日も。待ってみること、信じてみること。 今日はボロボロに傷ついた蕾だって明日は光を受けて、大きな花を咲かせるかもしれません。 光を探して。 …

no image

【川柳】鯉泳ぐ 風の向きなど気にせずに

新緑が目に染みて、気の満ちた空。それが追い風か逆風なのか気にせぬまま、鯉は上手に身体を翻らせて空を泳ぐ。立ち位置次第で冷たくも温かくもなる風、時々は休んでみたりもして▼子どもの頃、土曜日の放課後は無限 …

no image

【川柳】別離から三日 玉子を割っている   ばた

ふっきれたのか。涙を流すための、「生」をいただいているのか。 肩を落とす淋しさも、生きているからこそで。 ===   【佳作】別離から三日 玉子を割っている     月刊川柳マガジン2007年11月号 …

no image

【川柳】静脈の母は案じているのかな   ばた

僕の中を流れる血の。 母は、イヤイヤ。 父は、ウンウン。 そう、だから実は。 こんな句も一緒に沿えておきたい、僕の想念。  「動脈の父はわかっているらしい」 ===   【掲載】静脈の母は案じているの …

no image

【川柳】愛娘 防虫剤が効きすぎて   ばた

変な虫が付かないようにと、なんとか、かんとか、計画通り。そしてやってくる、賞味期限。 あーあ、こんなはずじゃなかった。 どうしたって大人は、高望みをしちゃうのか。 あーあ、こんな、こんな、こんなはずじ …

Google


↑成人式や卒業式、入学式に似合う髪飾り特集はこちら
(コトバノ監修/【ギフトにも最適、桐箱付】)
このブログの執筆者であり前川企画印刷の代表である西端がフォト詩集をiPhoneアプリで出しました。知識ではなく、感性に訴えかける写真と言葉たち。もし良かったら、もし良かったら…
follow us in feedly