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モルヒネの優れた効果を認めるからこその。

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aniseさん、コメント(お心遣い)ありがとうございます。

実際、モルヒネを飲むことで痛みも軽減されているし、薬そのものに対する
不安や戸惑いといったものは、実は案外少ないのではないかと思います。

ただ、モルヒネを使う段になってくると

 ・患者が痛みを訴えている
  ↓ ↓ ↓
 ・だから痛みを取るためにモルヒネを使おう

というこのプロセスが、あまりに事務的というか簡単な判断でなされているようで
患者・家族としては戸惑いを覚えるのかもしれません。

風邪で近所の医者にかかったときですら、

 「熱は何度あった?」
 「食事は食べているか?」
 「よく眠って休んでいるか?」etc.

そんな問診があって、注射なり薬が出るなどして対応されるわけですよね。

「問診」を経て、「治療の選択」があることに患者は安心を覚えるのに、もっと大きな
病気である末期がんの場合は、いとも簡単に(そして限定的にしか)判断が行われない
ことに、どうしたって寂しさを覚えてしまうのです。

現実的には選択肢がないことは十分理解しているのですが、せめて、医療現場での体験的
な話でもそこで聞かせてもらうことが出来れば、少しは安心するのに…と思ってしまうのは
わがままでしょうか(一人一人の患者にそれだけの時間は割けないかなぁ)。

こういうのって、いろんな「希望」にすがりたい、そんな立場になってこそ、はじめて
見えてくる問題ですね。

うまくまとまらない感情ではあるけれど、こうした自分の心情を記してみることで、小さな
世論を作っていくことが出来ないものかなぁ。