川柳をこよなく愛する明石のタコ

神戸の印刷会社、前川企画印刷の代表ばたがお届けしております

川柳

【川柳】虫たちの音符を抜けていくページ

投稿日:

夏の太陽に焦がされた人も、虫たちの奏でる楽器に耳を澄ませる。

同じ星の上に生きて、どんな悲しいことがあっても、ちゃんと季節は巡っている。
ほっとして、空を見上げる優しさは誰も同じ。
凍て付く冬の寒さではなく、この温もりのままが東北の町に続くことを心から祈りたい。

種を植えるように、芽の伸びるようにと、ページを繰っていく。
知恵は、誰かに繋がる力になる。

そう言い聞かせながら、秋の夜長に心を任せるままに。

虫たちの音符を抜けていくページ

月刊ふあうすと 2011年10月号
裏表紙に掲載

Google

Google

-川柳

執筆者:


関連記事

no image

【川柳】星の降る今日はいい子にしていよう  ばた

いじめることは   ― 自分の心に棘を植えてしまうこと いじめられて希望を失うことは   ― 鈴の音に耳を塞いでしまう淋しいこと 空の広さと、星の瞬きは、君と彼とを区別はしない。 だから今日は、みんな …

no image

【川柳】愛は去るセピアの街が止まらない   ばた

そのときから、景色は表情を変えた。 目を細めて見る理由、それは、眩しいからとも、涙だからとも。 あんな頃もあったのだと、こぼれる吐息。季節は移るのに、変われないまま立ちすくむ、セピアの風の中。 === …

no image

【川柳】目尻にも春 泣き虫はもういない   ばた

春を泳いで、明日を見つけた。 こぼれ始めた笑顔、迷いのない決意。もう、きっと大丈夫な君は、追い風に吹かれ始めた。 どんな繋がりを持つ、これからの。 どんな広がりを見る、ここからの。 泣いていた足元、す …

【川柳】この頃の家族を覗く鯉のぼり   ばた

いつも、ふあうすとの裏面広告に、こんな感じで文章を書いています。 ===  目を覆いたくなる悲惨なニュースが続いています。 荒廃していく世の中、人の心…今一度、誰の心にも豊かさが取り戻されるよう、願っ …

no image

【川柳】帰り道逃がしてあげた夏休み   ばた

空へ、川へ、土へ、戻っていく命たち。今日の景色をありがとう。 絵日記に書いた、麦わら帽子のいちにち。 お母さんと。 ===   【掲載】帰り道逃がしてあげた夏休み     ふあうすと2007年08月号 …

Google


↑成人式や卒業式、入学式に似合う髪飾り特集はこちら
(コトバノ監修/【ギフトにも最適、桐箱付】)
このブログの執筆者であり前川企画印刷の代表である西端がフォト詩集をiPhoneアプリで出しました。知識ではなく、感性に訴えかける写真と言葉たち。もし良かったら、もし良かったら…
follow us in feedly