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【川柳】卒業の朝にゆるめておくボタン   ばた

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何年か先、そうだね、押入れの奥に仕舞われた箱から。
見覚えのある、古ぼけたボタン。

「あぁ、これ、懐かしいね」

そんなアルバムをめくるような時間を。

横にいて、一緒に笑っていたかった。

一生懸命、夢をみていた、青春でした。

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  【入選】卒業の朝にゆるめておくボタン

    ふあうすと2007年03月本社句会
    課題吟(「予感」、長島敏子選)