川柳をこよなく愛する明石のタコ

神戸の印刷会社、前川企画印刷の代表ばたがお届けしております

川柳 雑記

選び方も個性。僕には僕の心の色がある ~ふあうすと川柳句会の選者

投稿日:

人前に立つことは好き。

1をnの人に伝えられて効率がいいし、相手の顔色に意識を向ける必要もない。緊張して当然という環境なので、ある程度の失敗は許容されるという空気もある。前で話をするだけで一定の評価をしていただける。チャンスのあるたび、有り難いことだと思う。

ところが。

川柳句会の選者は、当日匿名で投句された何百かの句の中から1時間で天地人佳作の順位を決めて選び出さなければならない。周囲は人生の先輩方ばかり。川柳歴も自分より長い方ばかりであるのに、「選ばない」という作業を行うことは本当にプレッシャーがかかって胃が痛くなる。半年以上も前から決まっていたことではあるけれど、ここ数ヶ月、その場を想像しては何度も逃げ出したい気持ちに支配されることが続いた。

「川柳は人である」と言ったのはふあうすと創立者の椙元紋太師。句の数だけ人があって想いがあるものを、選者のフィルターを通過することによって没にも作品にもなっていく。誰かの人生を否定することにさえなりかねず、選の方法にはいつも議論があるところだが、さて、僕を通り抜けていった作品たちにはどんな批評が集まることだろう。

選び方も個性。僕には僕の心の色がある。重なるものも、対極にあるものも、アンテナに留まった順に会場で読み上げることになる。題は「花火」。何色が上がって、どんな景色の余韻に浸ることができるか。緊張を覚えつつ、一週間先の自分のデビューを想像して心を整えているところ。

Google

Google

-川柳, 雑記

執筆者:

関連記事

no image

笑われると笑わせるの違いとは 〜自分と異なることは悪ではなく個性

プライドのないような振りをして生きていることも、また、その人が命とプライドを守るために選んだことなのだから、やっぱり僕たちは、人のなにかを簡単に笑ったり批判したりしてはいけないと思うのです。 笑われる …

no image

「偉そうですね」と「偉いですね」の間にあるもの。

「ほうれんそう」を求めることが上司の仕事だと思っていれば驕りなんじゃないかな。 ほうれんそうをしやすい雰囲気を作ってあげること。強制されるのではなく、自発的に出来るような環境、タイミングを作ってあげる …

no image

風当たりにも追い風にもなる、新しいところで。

もうひとつのブログコトバノがはてブのホッテントリに掲載された。以後アクセスが殺到して、半日で万という単位のページビューを計測する。許容量をオーバーして、数分ごとに503エラーを返すサーバ。こういう経験 …

no image

【川柳】病床のクシャミを聞いているメロン   ばた

お見舞いの帰り道。 本人を目の前にしては言えないようなことを口にして。ただ、ただ、噂をされる本人のクシャミは止まりません。 メロンは、ただその音をじっと聞いています。 ===   【佳作】病床のクシャ …

no image

明石の巨匠、小原実知成さん。

機種変してきました。 Y!ボタンがついて、手軽にネット接続出来るようになったから、面白いようにつなぎまくってます。 904SHからの機種変更ですが、ちょっとしたインターフェースが改良されてるだけで、ネ …

Google


↑成人式や卒業式、入学式に似合う髪飾り特集はこちら
(コトバノ監修/【ギフトにも最適、桐箱付】)
このブログの執筆者であり前川企画印刷の代表である西端がフォト詩集をiPhoneアプリで出しました。知識ではなく、感性に訴えかける写真と言葉たち。もし良かったら、もし良かったら…
follow us in feedly