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二度目の社員失踪事件から19日:「本来Noを言うべき場面で、メンバーに無理を強いてしまう僕の不甲斐なさについて」

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これはとても皮肉なことで

会社が大変な事態であることをお伝えすると
実はうちもこんな状況で…… と
カミングアウトされることが増えた

病気になったときもそうだった

ブログやSNSで病状を伝え続けていると
ご自身の身体やメンタルの不調について
打ち明けてくださる方が続出した

自分を伝えるという行為は
誰かの気持ちをゆるめて「ゆるす」効果が
あるのかもしれない

昔からそんな風に思っている

彼の行方は依然、不明だ

実務的なことを言えば
急きょ行方不明になったことで
出費を強いられた交通費や人件費などの類は
すべて記録をとっていて、彼に請求をする

とはいえ
彼にその資力があるとは思えない

まして
彼が逮捕されるようなことがあればますます
再就職も難しくなり、こちらへの返済が滞る

彼はどうするんだろう
そしてうちはどうなるんだろう

頑張ってくれているふたりに報いるためにも
うちだって資力が必要だ

彼にはほかにも返済すべきお金があって
それは何年も前から

自分がずっと立て替えている

プライドを持って仕事に向かい
心をこめてお客様に接する彼女たち

だからこそ
無茶をお客さんに言われれば

「それは対等ではありません」

とお断りしなければならない

断るのは
自分の役割だと思う

でもいま、こんな状況なので
本来Noを言うべき場面で
彼女にひとつ我慢を強いてしまった

悔しいし申し訳ない
不甲斐ない

心には心で応じてほしくとも
綺麗ごとばかりの世の中ではない
わかってる

だから断る

それだけのこと
でも

それだけのことができない状況

それが本当に悔しい
申し訳ない

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