そう遠くない時期に
彼が見つかって
彼の最初に言う言葉が
「ごめんなさい」であれば
みんなが救われる
「つかれた」であれば
みんなが不幸になる
*
毛布はやがて石になり
石を防ぐ盾には歴史が書き連ねられていて
事実を知った人たちのこころには
傷とむなしさだけが残る
争うことに大義はなくなって
僕たちは矛をどう収めるべきか戸惑い
だれかは沈黙のまま
嵐が過ぎていくのを待とうとする
その闇の孤独は
一度おぼえた逃避の世界へと何度も誘い
本来
荷を背負う必要のない人の膝を崩して
ため息と涙の海を望む
*
「会社をなんとしても存続させてほしい」
Mさんからお見舞いの電話をいただく
印刷物はもちろん
経理や広報のお手伝いもしている
骨の一部として必要としてくださるのは本当に嬉しい
「こんな時だから、生ものは食べるなよ」
Iさんは電話で胃腸の弱った僕を気遣ってくれる
ああ、なるほど
たしかにそれは気をつけた方が良いかも
いろんな視点で見守ってくれている
救われるなあ
*
こんな風にブログに心情を綴っていると
攻撃をされてしまうこともある
一方で
弱虫な僕を察して支えてくださる方々の
なんと温かいことか
どのタイミングで何をどうすることが
正解なのか正しかったのか
それは分からないけれど
伝えることで心を保てたのは事実
言葉はやっぱり僕の生きる世界で
この世界にお付き合いいただいている皆さんこそ
僕の生きてきた証です
ありがとうございます
まだしばらく
願わくはずっと
どうかお付き合いください
見守っていてください