雑記 PR

疲弊、読書、再会、いつも思い出した場所から。

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土曜日、同窓会の総会。

一年に一度の大きな集まりで、この日のために色々と気を遣うことも多い。
今年は学校の中でトラブルもあったから尚更だ。

自分たち役員の働きを励ましてくださる方もいれば、最初から「疑念」を
もって接してくる人も中にはいる。報酬を得てやっているならばまだしも、
様々なものを犠牲にしながら、完全にボランティアでやっていることに対して、
どうして理解を示してくれないのだろう、しんどい、しんどい。

夕方、お気に入りの喫茶店で本を読んでいたら声をかけられた。
高校時代の同窓生で、「いつも会報読んでるよ、ご苦労様やね」という人肌の一言。

いいタイミングの一言だったなぁ、心にすっと。

日曜日。

朝から好きな本を読んで過ごす。 買いためておいた東野圭吾さんを中心に消化。
父親のところに頼まれていた届け物とケーキを差し入れて、電器屋さんをぶらり。

リビングのテレビを買い換えたいなぁとずっと考えている、が、決まらない。

「音」にもこだわるようになると、やっぱり「パイオニアのプラズマ」がオススメ
なのだそうだ。でも、サイズは42型か50型になってしまうそうで、希望の46型は
ラインナップされていないらしい。

他社のものにして、スピーカーを繋いでは? と提案されたが、我が家はプリンタさえ
無線LAN。配線がごちゃごちゃしてくるのは、理想とは違うのだよなぁ、うーむ。

こうやって、色々考えてる時期が一番楽しくもあるのだけれど。

スーパーで、Tさんの奥様に偶然お会いした。

Tさんは、いわば、今ある僕の、すべてのきっかけの人で、まだ中学生だった頃の
自分に、大人の世界を色々と経験させてくれた人である。

作曲を本格的な趣味とすることになった、DTM機材を最初に貸してくれたひと。
高校生だった自分にスーツを着せて、営業の仕事の真似事をさせてくれたひと。
翻訳の仕事もやらせてくれたひと。
明石の市民会館のステージで、自分たちの曲を演奏する機会を作ってくれたひと。
そして、正社員としてはじめて就職した会社の上司だったひと。

その会社で出会った人たちから、さらに「いろんなきっかけ」を貰って、社長と
しての今の自分があるということを考えると、自分の人生で一番影響力のあった
人には違いないんだろうと思う。

僕はこれまで、どれだけの人と出会い、その縁を育んでこられたのだろうか。

忙しさを言い訳にして、ひとへの接し方が軽薄になってはいないだろうか。
今日の再会は、そんなことを認識させてくれる、いい機会だったのかもしれない。

憧れていた、あの頃の大人へ。

ぼくは、どれだけ近付けたのでしょうか。
道のりは、まだ、果てしないのだろうけれど、果てしないから、面白くもあり。