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ガンと闘う神戸のライブハウス太陽と虎、代表の松原裕さんのこと

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経営者仲間から「神戸の街を盛り上げよう」という趣旨のイベントが行われることが伝わってきても、素直にそれを応援しようという気持ちになれないことがある。

(でもそれって、あなたの業界にとってプラスなことだからでしょう?)

こんな風に考えてしまう性格の悪さは、もうどうしようもない。

企業色のない純然たるイベントなら素敵だな、と思えて、るんるん気分でたこ焼きを買いに行ったりする。たこ焼きの味付けはシンプルなものに限る。あぁ、たこやきがうまい。性格が悪い。

そんな自分だから、最初、ガンで闘病中の松原裕さんの話が伝わってきても、興味を持つことができなかった。誰か抗がん剤が手元に残っていないだろうか、残っていたら譲ってくれないだろうか、なんて、危なっかしい話だな、と思ってしまった。近寄ってはいけない類の話だと思ったんだ。

でも、わかった。
松原さんのブログを読んでみて、この人がいかに、愛されているのか。どれだけ周囲の人が本気で命を助けたいと思って動いているのか。それはほんとに、ほんとに、ほんとに、よくわかったんだ。理解できたんだ。

とても明るい人だ。
死ぬ寸前まで行った描写が何度も出てくる。
でも、ちゃんとオチをつけて読む人を沈ませない。

神戸を愛している。
音楽を愛している。
音楽を通じて得た仲間のことを大切にしている。
そんな仲間のことも、ちゃんとネタにする。

やっぱり、笑えてしまう。

そういう人だからこそ、愛されているのがよく分かった。
そして自分は感じたんだ。
同じ神戸で仕事をしていて、この街に、こんな素敵な人がいるということが、幸せだな、と。

だから無性に
松原さんの存在を伝えたくて、今日はこの記事を書いてみることにした。

なんの影響力もないけれど。
知ったところでどうなのだ、というアレもアレだけど。

読んでみてほしい。