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太陽の照らす道が眩しくて。

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(また聞かれてしまったかな)

ため息をしようと思ってするのではない。
吐き出したあとに、その音を聞いてようやく、自分が周囲に不愉快な
思いをさせているのではないかと気がつく。

切なさを切り替えようとすると、切なさの原因に対して「恨み辛み」という
負の感情を抱くことになる。それの行ったり来たり。

ため息が舌打ちに変わるだけだ。

周りを巻き込んではいけないと思う。
でも、迷惑をかけている。

その事実が、ずしりと重い。

朝の6時まで眠れなかった。
起きたのは6時30分。なのに、身体は眠気を覚えない。

ここ最近はずっとそんな風だ。

特にやることもなく、本を読んだりぼーっとしたり。

そんなことをしてる間に、鳥たちの囀りが聞こえ始める。
気がつけば、朝。

うとうとしかけても、物音で目が覚めて、それっきり眠れない。

明らかに睡眠が足りていないはずなのに、身体は睡眠を拒絶しようとする。
今まで、ストレスの類は、たとえば頭痛だとか腹痛だとか、そういった形で
現れることが多かった。身体をじわりと蝕むような形で出現しているそれに、
薬で対し続けるのも、気が引ける。

仕事でも、単純なミスを繰り返してしまう。
頭がシャキンとせず、十分な血流を感じられないまま取り組んでいることを
自覚。

迷惑をかけないように。

今はまず、最低その意識を持続するようにしているものの、レベルの低い志に
情けなさを覚える。

情けのないこんな自分に対して。

察して、そっとしてくれている周囲の方には感謝するばかり。

仕事のパートナーであるHさんは、今日も、昼休みにうとうとする自分を
気遣って、事務所のドアの開け閉めを、とても静かに行ってくれた。

何気ない心遣いが、いつも、心に染みる。

自分に、イライラしている。

(このままじゃ、残った居場所さえも失ってしまうぞ)

警鐘を聞いたような気がした。
わかっている、わかっているけれども。

焼酎に身体を酔わせて。

でも、今夜も眠れないのだろうか。
孤独に落ちていくような夜が、どうしても、怖い。

眩し過ぎる太陽に妬みを覚えるのだとすれば。

朝も夜も、どれもこれも、切なさを増すばかりの時間に追い立てられてばかり。

やっぱり、一朝一夕にはいかない。

それが今、絞り出すようにして言える、本音そのものだ。
時間はきっと、まだまだかかるのだろう。

 平和へ、平穏へ。