川柳 PR

【川柳】卒業の朝にゆるめておくボタン   ばた

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

何年か先、そうだね、押入れの奥に仕舞われた箱から。
見覚えのある、古ぼけたボタン。

「あぁ、これ、懐かしいね」

そんなアルバムをめくるような時間を。

横にいて、一緒に笑っていたかった。

一生懸命、夢をみていた、青春でした。

===

  【入選】卒業の朝にゆるめておくボタン

    ふあうすと2007年03月本社句会
    課題吟(「予感」、長島敏子選)

▼川柳鑑賞日記に登場してみませんか?▼
月刊ふあうすとに投句すると、川柳鑑賞日記でご紹介させていただくことがあります。お気軽にお問い合わせください。