川柳をこよなく愛する明石のタコ

神戸の印刷会社、前川企画印刷の代表ばたがお届けしております

川柳

寂しくて泣いたし、嬉しくて泣いたし ― 父の子で、母の子で。

投稿日:

康孝の孝 父の名と母の詩と

こんな句を作って、blogに掲載したのは、父が亡くなって半年が経った去年の秋。

大会で選ばれたわけでも、誰かに認められたわけでもない。
でも、今までに自分が2000句以上もの句を作り続けてきた中で、一番の気持ちを込めて
詠んだ、想いのある句でした。

さて、昨日。

少し早い僕の誕生日会で、思いがけないプレゼントを家族からもらってしまいました。

書道家の方に書いていただいた色紙!

自分の名前が入っています、そして、自分のイラストのスタンプまで入っています。
字体、字のバランス、雰囲気、額縁の色味、、、

A型の神経質な自分の性格をして、これはもう、「完璧」です。大好きです。

たまりません。
また、また、また。

めちゃくちゃ泣いてしまいました。

そうでなくても「14日は親父の誕生日だよなぁ」って考えながら、
この句を読み返して、書いたときの気持ちを思い出したりしていたのに。

川柳家の憧れの一つは、活字や石碑、色紙など、特別な形で自分の句が世に残ること。

そして、それが自分の想いある句であれば、尚更です。

父の子で、母の子で。

良かったのは勿論。
あなたがわたしの子どもで良かったと。

いつも、いつか。 父にも母にも言って貰えるよう。

ますます頑張ろうって、思いました。

ありがとう。

今までの、どの誕生日プレゼントよりも。
心に残る贈り物になりました。

Google

Google

-川柳

執筆者:


関連記事

no image

【川柳】凧上げをおとぎ話にしない青   ばた

大台、十の位が変わって。 次の世代に何を残そうか、なんて、大人を気取ってみる。 実は案外、「青い海」を見たことのない僕らだ。果たして、空の青さはいつかの思い出話になってはしまわないか。 この青の、風の …

no image

【川柳(十四字詩)】流れ星には嘘がつけない   ばた

素直な気持ちで、待ってみたいものです。 ===   【佳作】流れ星には嘘がつけない     月刊川柳マガジン2006年7月号    十四字詩(「星」、佐藤美文選)

no image

明石海苔の鍵庄さんで今年も川柳コンテストの審査員をやらせていただくので、みんな応募しちゃってください

意外に知られていないのが海苔の養殖量、兵庫県は佐賀県に次いで2位であるという事実。全国のおよそ2割程度が兵庫県で養殖されたものだ(農林水産省の漁業養殖量統計調査より)。 明石の海苔はうまい。そして明石 …

no image

【川柳】白線の内側 鬼も胃薬も   ばた

選者:中川 一さんの選後評  何故「鬼」と「胃薬」が並列にならぶのか。その意外性が句の幅を広げる。臆病になった鬼は縄張りの外へ少しでもはみ出すことを恐れ、胃薬は箱と説明書に使用上の注意をぴっしりと書く …

【川柳】ホスピスの亀 生きているそれだけで   ばた

ホスピスの真ん中、水槽。 集う人みんな、興味深そうに覗き込む。亀は、少し何かを期待しながら首を伸ばしている。 ただ生きている、それだけのこと。 そして命は、みんなを和ませている。 同じ時代を共有して生 …

Google


↑成人式や卒業式、入学式に似合う髪飾り特集はこちら
(コトバノ監修/【ギフトにも最適、桐箱付】)