川柳をこよなく愛する明石のタコ

神戸の印刷会社、前川企画印刷の代表ばたがお届けしております

動画 読書 雑記

死刑執行直前、生きて罪を償うことを許された話

投稿日:

息子を殺された母親、執行直前の死刑囚を免罪 イラン 写真15枚 国際ニュース:AFPBB News

執行直前、被害者の母親による「平手打ち」で生きて罪を償うことを許されたという話。

「夢に私の息子が現れ、自分は安らかで良い場所にいると私に言った」「それからは親族が全員、私の母でさえも、犯人を許すよう圧力をかけてきた」「あの平手打ちは、復讐と許しの中間にあるもの」「彼を許したことで、私の心は楽になった」

「許さない」という感情を抱え続けることも苦悩で、「許す」という選択をすることにも勇気がいる。何事もなければ復習と許しの中間にいて苦しむこともなかったのだろうと思うと、色々と考えさせられる話。自分ならどうするだろう。

負や怒りの感情を抱いたままに生きるのはしんどいし、愚痴や悪口にして吐き出したところで時間がもったいない。刃のついたブーメランが返ってきて、自分がずたずたになってしまうことだってある。異なる価値観については「人それぞれ」という言葉をお題目のように唱えて、心の安寧を得る。自分とは異質であるものを「普通ならこうするよね」と思うこと自体、それは傲りなのではないか。

しかし、だ。自分にだけ向けられた負の刃は自己消化することができても、それが自分の身近な人に向けられた場合は心のスタンスが変わってくる。徹底的な排除を試みるなかで、僕は感情だけの生き物と化すことになるだろう。そんなことを考えながら、被害者の母親であるアリネジャドさんの苦悩はやっぱりこれからも続くことになるのだろうかと思った。許す行為は素晴らしくても、許した先に残り続けるものだって、きっと、苦しい。

死刑執行人もまた苦悩する

死刑執行人もまた苦悩する。

死刑執行人の苦悩という本を読んだときは、とても重たい気持ちになった。「償う」「許す」という意味を深く考えさせられた。人間に戻って死んでいく、人間に戻って殺されていく、人間性を取り戻した人間を処刑する。もちろん、一番苦しんだ被害者や被害者の遺族の気持ちを思えば、どんな償いも完全であることはあり得ないのだけれど。

 死刑執行人の苦悩/大塚公子

死刑執行人の苦悩/大塚公子
価格:1,362円(税込、送料別)

ひとがひとに干渉して、その人生を壊してしまうくらいならば、やっぱり人それぞれを許容したい。願わくは人に貢献して生きていられるようでありたい。

「Real Life Heroes」と名付けられた動画。赤の他人同士が助け合う、いくつかの勇気と優しさの物語。重たい話で終わるのも嫌で、浮上するきっかけをこの動画にもらうことにした。

Google

Google

-動画, 読書, 雑記
-,

執筆者:

関連記事

no image

神戸のコピーライターさんに相談してみよ、そんな、beforeとafter。

いつも「食わねば」だとか「加齢臭」だとか、バカなことばかり書いているので、時々は、真面目なこともお伝えしたくなります。 西端が、仕事やセミナーでお話させていただく一部を本日はご紹介。 こんな風に仕事、 …

龍馬を真横から。

こっち向いてー きゃー。

no image

週末の間に完成してしまうトンネル工事に驚愕! そしてそのトンネルを造った理由とは!?

測量だとか機械だとか技術だとか、先人たちの知恵と工夫と努力の賜物によって現代の何かが確立されていて、僕たちはその利便性を享受している。「こうできたらいいな」と思った最初の誰かの思いつきが、ちゃんとカタ …

no image

帰宅してから熱が出たのは、冷たい風だけが原因ではないのだろう

転院した祖母を見舞う。 転院した祖母の見舞い。ここは治す所ではなく、人生を閉じていく場所なのだと気付いた。帰り道、木枯らしの吹く坂道。 pic.twitter.com/yogg4mTY87 &mdas …

世界で一番優しい寝顔。

待たせたね、ようやく落ち着ける居場所が出来たね。引っ越しを終えて、新しい寝床。 もうすぐ、付き合いも20年。 ずっと、ありがとう。 なんの夢、見てる? 野良犬の頃からの仲良し。 愛犬、あさろうた、あー …

Google


↑成人式や卒業式、入学式に似合う髪飾り特集はこちら
(コトバノ監修/【ギフトにも最適、桐箱付】)
このブログの執筆者であり前川企画印刷の代表である西端がフォト詩集をiPhoneアプリで出しました。知識ではなく、感性に訴えかける写真と言葉たち。もし良かったら、もし良かったら…
follow us in feedly