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日記 2025/11/7 ▼実家に菓子折りを持って行った。半袖の母と、それを笑う綺麗な月と ▼水槽の中の命を覗いて、夜が更けていった

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川柳鑑賞日記を更新、5句。

川柳や短歌は引き算。すべてを書く必要はない。むしろ、すべてを書いてはいけない。行間に物語がある。だから余韻が生まれる。その抜き差しが楽しい。思い立った瞬間に、誰でも川柳を始めることができるのも魅力。僕はそれを伝えていきたい。



西神中央でミーティング。「ばた」によるコンサルティングということで、メンバーの皆さんはこの時間を「バタコン」と呼んでくださっている。

発信の仕方だったり、投資の話だったり、ブランディングの考え方だったり。毎月あれこれ、いろいろな話をして盛り上がる。自分は何者か。どんな風に伝えるのか。



夕方、川柳界の方のご自宅へお邪魔する。

先日、ミスがあってご迷惑をおかけしてしまった。「次だよ、次」と笑って許してくださったことに行動でお返ししたいと思う。

いつも帰りに何かを持たせてくれて。
あたたかいよ。あたたかいなぁ。



その後、システム管理のお仕事と広報に関するご相談をお受けして23時前に帰宅。
実家に菓子折りを持っていくと、母が玄関前で迎えてくれた。

「ほら、スーパームーン」
「今日はもう違うけどな」
「でも綺麗」

立冬の夜。さすがに冷えるのに、母は半そでだった。元気だなぁ。

「しばらく食べられなくなるかもしれないじゃない。そう思うと、なんだか今は食べちゃうのよ」

なんてことを言ってくる。
たしかに、この前より肥えた気がするぞ。

「月曜日、頼むわね」

主治医から精密検査の結果について説明があるので、週明けは病院へ付き添う。
通院? 入院? 手術?

不安や緊張がないと言えば嘘になる。
月だけが覗く本当のこころ。



水槽の水を半分入れ替え。
ろ過能力を高めるために外掛け式フィルターにバイオファームキットを導入した。まぁ、ただのスポンジなんだけども。ここにバクテリアたちが住み着いて水を浄化してくれる仕組み。

気持ちよさそうに泳ぐコリドラスにも、目には見えないバクテリアたちにも、命がある。じっと命を覗いているうちに、夜が更けていった。

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