川柳 PR [川柳鑑賞日記]逃げ水を追うた ひとりが寂しくて/長島敏子 batacchi 2025年11月7日 記事内に商品プロモーションを含む場合があります 生まれてからずっと明石に暮らしている。つまり、街のあちこちに残像があって、僕は以来、そしてこれからもずっと蜃気楼のように浮かぶ映像と生きていくということだ。その笑顔たちには未来を案じる気配はなく、果たされなかった小指同士の約束に風が吹いている。 逃げ水を追うた ひとりが寂しくて/長島敏子川柳ふあうすと 2025年11月号 ふあうすと 川柳 川柳鑑賞 長島敏子 ▼川柳鑑賞日記に登場してみませんか?▼ 月刊ふあうすとに投句すると、川柳鑑賞日記でご紹介させていただくことがあります。お気軽にお問い合わせください。