川柳

【川柳】愛は去るセピアの街が止まらない   ばた

そのときから、景色は表情を変えた。

目を細めて見る理由、それは、眩しいからとも、涙だからとも。

あんな頃もあったのだと、こぼれる吐息。
季節は移るのに、変われないまま立ちすくむ、セピアの風の中。

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  【入選】愛は去るセピアの街が止まらない

    ふあうすと11月本社句会
    課題吟(「視野」、中野文擴選)