雑記 PR

日記 2025/11/13 ▼詩人谷川俊太郎さんの一周忌 ▼名刺は渡すものではなく交換するもの。名刺をするときに絶対してはいけない「足し算」とは? ▼カムチャッカの人へ朝のリレーをする、僕のばね指の叫び

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

谷川俊太郎さんが亡くなって一年が経った。
二十億光年先の宙で、今はどんな風に星を詠っているのだろう。

小学生の頃、教科書で谷川俊太郎さんに出逢った。その衝撃がなければ、僕は詩を詠んでいなかっただろうし、言葉の仕事に至ることもなかったように思う。いつも真ん中に軸として存在して、いつもずっと先で僕に背中を見せてくれている。それは今も。それはこれからも。



名刺作成と印刷のご相談。

これは二十億回くらい言い続けていることだけど、名刺は渡すものではなく交換するものだ。自分の名刺に要素を織り込みすぎると、相手はその要素に対して質問をしなければいけなくなる。自分が喋りすぎる展開になってしまうということ。ヨクナイ。

お互いに会話をして、質問をして、興味関心を寄せ合って印象に残るようにする。それが名刺の役割。

「西端さんが社長なのに、どうして前川企画印刷さん?」
「なぜ犬がお好きなんですか?」
「このイラスト、どうして着物を着てるんですか?」

相手に質問される要素を名刺に入れておく。理由までは書かない。理由は「引き算」する。それは会話で補う。引き算の先で名刺は会話を生み出す。

なんて、たまにはそれっぽいことも日記に書いて置く。名刺のことは会社ブログに書こうかと思ったけど、勢いでこっちへ。勢い大事。

祈りの指のかたち、ではなくて、朝起きてすぐのばね指の様子。

うっかり指を曲げて寝落ちしてしまうと、僕の指はこんな風に固定化されてしまう。ここからもう片方の手で、ゆっくり、慎重に引き剥がすようにして伸ばしていく。痛い。

うぬぬぬぬぬぬぬ
ぬおおおおお
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ

叫び声をあげつづけて、ようやく僕の朝は動き始める。

眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴っている

なのにごめん
こんな叫び声を聞かせて
こんな朝をリレーしてしまって
ごめん、カムチャッカの人、ごめん。



▼川柳鑑賞日記に登場してみませんか?▼
月刊ふあうすとに投句すると、川柳鑑賞日記でご紹介させていただくことがあります。お気軽にお問い合わせください。