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【川柳】川柳の文字の向こうに人がいる   ばた

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今の会社に移ってから、川柳を書いてみるようになった。

ある月刊川柳誌の編集・印刷を請け負っていて、毎月、何百・何千という数の川柳を
入力し、編集する。これはもう完全に肉体労働と言えるもので、指の筋を痛め、肩こりに
悩み、腰痛までも抱えてしまう、なかなかに大変な作業なのだ。

しかし、たった17文字の世界の奥ははてしなく深い。

そこにある、気温や天気、風の有無、音、匂い だとか
そこにいる、表情や会話、着ている服 さえも

「瞬間」が、永遠の時間として、17文字には込められている。

そう、つまり、写真のように切り取られた時間がそこには存在するのだ。 

川柳を始めたきっかけ、それは決まりが少ない自由な雰囲気に魅了されたこと。

もともと、言葉を書くことが好きな自分にとっても、新しい世界との出逢いであり、
なんとも言えない心地よさと刺激がある。

「うまい」だとか「へた」だとかはともかく。

僕の17文字の世界に、もしかしたら共感してくれる人がどこかにいるのかもしれない。

そんな出逢いのきっかけになれば、と、思いつくままに「川柳」のカテゴリを
追加してみることにした。

御笑覧いただければ幸いである。

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