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「一緒に本でも書こうか、賞を狙おうか」 ~倒れた94歳の祖母へ、僕のルーツへ

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昨日の同友会の発表では、自分の父親のことを話した。つまり、自分のルーツについて。

そのルーツについて話した次の日に、さらなる源流である祖母(父の母)の見舞いに訪れた。祖母はこの夏に倒れて、垂水の病院に入院をしている。94歳。耳もちゃんと聞こえているし、記憶もはっきりしている。元気な人だという印象しかなかったが、さすがに、ベッドの上で横になっている姿を見ると年齢なりの弱さや小ささを感じた。

家庭裁判所で争ったこともある。祖母とは色々なことがあった。一生会うことはないと心に決めた時期もあったが、今は定期的に、食事を一緒にする関係に戻ることができた。だからやっぱり、いまは、元気でいてほしいと願う。祖母は文章のうまい人だ。父を経て僕に、その血は何かしらの影響を与えてくれたに違いない。だからこそ余計に。

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祖母にペンと原稿用紙をプレゼントしたことがある。「一緒に本でも書こうか、賞を狙おうか」

病院の窓には優しい光が注ぐ。祖母は天皇陛下からもらった勲章のことを自慢して話す。それでも言う。「どんな名誉や勲章も生きてこそやで。だから長生きするで、まだまだやで」。やっぱり強い人だと思った。強くありつづけてほしいと願った。

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