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夏至の日の出席シール

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コピーなどの短文を書く仕事もあれば、エッセイや鑑賞文など長文の仕事を請けることもある。

書いた文字数を400で割れば原稿用紙に換算できるので「今日は何枚分の仕事をした」と一日を振り返りやすい。単純な数値に置き換えて自分を評価する。この感覚は、毎日通った夏休みのラジオ体操の出席シールと似ているなぁと思う。毎日を冷静に生きているようで、少しずつ、乾いていってしまうことも日常にある。自分の頑張りを自分で認めてあげること。「おつかれさま」とか「すごいね」という言葉は、何度だって言われたい、(自分に)言ってやりたいものなのだ。

書く仕事をしているときに降る雨が好き。屋根の下にいる絶対的な理由を与えられたような気分になる。真夜中の嵐から、夕方の雨上がりまで。久しぶりに集中して原稿を進めることができた。昼間の時間が一年で一番長い日。太陽は労うようにして西の空を染めた。窮屈そうに浮かぶ月を見上げて、今夜はもっと頑張るつもり。

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