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[川柳鑑賞日記]八月の雨は首すじから濡れる/徳永怜

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傘で防ぎきれない突然の雨。ただ、「防ぎきれない」のはなく「防がなかった」とドラマを読み解けば、雨に身をゆだねる身体的感覚が強調される。無防備な首すじを、激しい時間が通過していくのは、湿度の高い夏の夜の話。

八月の雨は首すじから濡れる/徳永怜
川柳ふあうすと 2025年8月号

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