雑記 PR

49歳の誕生日を迎えたので、おまえたちには言っておきたいことがある。

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10年前の今日、どんなことを書いていたのでしょう。

かくも宇宙は広くて、かくも地球の歴史は長い。

同じ時代に生きて、お互いを認知しあうことのできるチャンスに恵まれた奇跡。当たり前に過ぎていく景色と時間を浪費することのないよう、想いの温度を抱くことを大切にしていきます。

https://www.senryu575.com/archives/5887

かっこいいこと、書いてるなぁ。

39歳になった日、僕はとても謙虚でした。49歳になった日、僕は傲慢になってはいないでしょうか。与えてくれた父に母に、寄り添ってくれた愛犬たちに、家族に、友人に、すべての人に、恥じることのない生き方ができているでしょうか(いや、恥はかいてるな。。。)

毎日、ページをめくって生きています。新しい景色があって、知識があって、知恵が増えて僕は、もっと強く賢くなっているはずなのです。でもところが、現実の僕は、日々弱く、馬鹿になっていきます。知れば知るほど、見れば見るほど、見えないものの大きさを知り、己の小ささに打ちのめされ、向かい風に流され、立ち眩みのような目眩に襲われて今日を迎えています。比喩ですよ。でも、昨日より今日、僕は弱くなっている。そんな実感で今、ここにいます。

失うことが怖くなりました。自分の健康もそうです。周囲の人の元気はもっとそう。昨日咲いていた花に、今日影が差している様子を見ることが、痛くて辛い。だったらもう、普段から人とかかわることを減らした方がいいんじゃないだろうか。

そんなことまで考えるようになってしまいました。別離が辛いのです。みんな元気でいてほしい。養命酒を飲んでほしい。真剣に思います。命を軽んじないでほしい。全力で生きてほしい。

自分がどれだけ元気でいても、枯れていく花を眺めて水を探すのは、どうしたってしんどいのです。そんなことを思うようになったのも、ヘルニアになり、コロナになり、目の病気になり、昨日から今日へ同じ景色を移し替えていくことの難しさを思い知ったからでしょう。そして、あなたは僕の景色だということも肌で感じるようになりました。自分だけが元気でいても仕方ないのです。花よ、散るんじゃない。



誕生日なので、決意とか抱負とか、そういうことを書いたほうが”っぽい”のかもしれません。でも最初に言いたい。そしてずっと言いたい。自分にかかわってくださる方はどうか、全力で、責任をもって、僕のために、あなたのために元気でいてください。元気でいろ。笑ってろ。安心させろこのやろう、です。ええ。

決意というほどのものはありません。ただ、自分は馬鹿だな、モノを知らないな、知らないけれど、知っていそうな雰囲気を醸し出すのが得意だよなと思うことは、多々あります。四十代はぎりぎりそれで逃げ切れたかもしれませんが、五十代は手ごわいと聞いています。もっと「中身」を詰めていきたいなという風には思いますね。

インプットを重ねて、ちゃんとアウトプットをしていく。そのサイクルをくるくると回して、世界中にある知恵を、僕という調理場を経て、お皿のうえに並べてみたいという気持ちはあります。それくらいですかね。インプットからアウトプットへ。抽象的な表現ですが、僕はそうやって、僕という分身をこの場に立ててみたいのです。

いつも、鞄には本があります。
カメラも入っています。
ノートパソコンも入れています。
iPad miniもありますよ。
iPadとキーボードまであります。
やだなぁ、それを充電するモバイルバッテリーも。
念のため、それもふたつも♡

重たくて仕方ありません。

でもそれだけ、不安なのです。空っぽが。
そして、インプットした材料を、外に出さないで終わっていく厨房の冷やかさが。

まずは環境から。
お守りと武器を携えて行動する。それが僕の準備なのでしょう。僕は厨房を持ち歩いて行動している。そんな感覚です。

はたして、どれだけの方が食卓でそれを待っていてくれるのか。思ったよりも少なく、でも、がっかりするほど少ないわけでもない。そういう人たちに、何かそれなりの《リアクション》がいただければ、僕の人生は80点です。そうですね、それを継続していきたいなぁ。



まとまりのない文章を書きました。ブログを書く時はいつも勢いです。何を書こうと思って書かないし、推敲もしません。そういう場なのです。ここは。

そしてそれを承知でいま、これを読んでくださっている皆さんの温度たるや。

生きていきましょう、元気に、
当たり前に、
明日を覗きにいきましょう。

それだけです。
感謝しています。
感謝しつづけます。

はっぴーばーすでー with You です。





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