2025年10月17日16時の空を見上げていた。

生きていれば色々なことがある。
ある連絡を待っている間、呼吸が浅くなって苦しくなってしまった。誰かにとってはいつもと同じ秋の空だろうけれど、今日の自分にとっては特別の空だった。ずっとずっと見上げて連絡を待っていた。
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昨日が今日へ、今日が明日へ一枚を足していくだけ。その繰り返し。それがきっと幸せ。でも同じ時間に、いろんな人たちの安楽と辛苦が交差している。
途端に信心深くなって、世界中の神さま(らしき存在)に祈りを捧げはじめる。これで叶えば、この世の中は不老不死の人たちで溢れかえってるよね。分かってる。
そう考えると、この星の空気の大半は、祈りで形成されているのかもしれないなんて想像して、気を紛らわせたりした。
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僕という存在は、誰かの物語の末端にあって、この系譜を作ってくれた人たちには心から感謝している。もちろん、一番近い距離の人は言わずもがなだ。
あなたの命はぼくの命で、ぼくの命はあなたの命。
これから、ここからを向き合っていきましょう。
そんなことを想って、見上げた空の写真。