書く
この経験を書いて残すことが
誰かの道しるべになれば良いと思って書く
ほかにも
書いて自分の気持ちを安定させる
客観的に自分を観察する
そんないろんな狙いがある
これを読んだたくさんの方から
応援の声をいただく
不安という闇の底では
孤独に心が押し潰されそうになる
だから本当にありがたい
*
ただ
書くことには副作用もある
そんな暇があれば捜してあげたらどう?
なんですぐに警察に届け出なかった?
ひとの命より仕事が大事?
自分に酔ってるだけでしょう?
二度も失踪させた責任は?
それぞれに大切なものがある
大切に思うものの順番だってちがう
立場もちがう
だから意見は異なって当然
自分が攻撃の的になって
彼の仲間や周囲の方々が落ち着くのなら
それは十分に理解できることだ
とはいえ
匿名社会の壁の向こうから石を投げられると
やっぱりつらい
石の数が増え
石が大きくなっていくと
ガラスはやがて粉々になっていく
*
いつまで続く?
いつまで続くのかな?
続けないとダメなのかな?
同時に考えないといけないことが多すぎて
自分や彼を中心に据えたとき
その周囲に存在するすべての方々に対して
十分な配慮ができていない
先が見えない
笑ってみせる
なにを笑っているんだと言われる
頭を下げる
真摯に反省していないと言われる
説明をする
言い訳だと言われる
石を投げられる
彼はもっと孤独でしんどいのだと言われる
休む
寝ずに捜せと言われる
ずっと繰り返し
ずっとずっと繰り返し
闇のなかにある
棘の多い森を走り抜けたとして
奈落の笑い声に手招きされているだけだとすれば
僕はいま何に走らされ
何を守ろうとしているのだろうね
最後
毎日さいごに
「わからなく」なる