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二度目の社員失踪事件から21日:「匿名社会の壁の向こうから石を投げられること」

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書く

この経験を書いて残すことが
誰かの道しるべになれば良いと思って書く

ほかにも

書いて自分の気持ちを安定させる
客観的に自分を観察する

そんないろんな狙いがある

これを読んだたくさんの方から
応援の声をいただく

不安という闇の底では
孤独に心が押し潰されそうになる
だから本当にありがたい

ただ
書くことには副作用もある

そんな暇があれば捜してあげたらどう?
なんですぐに警察に届け出なかった?
ひとの命より仕事が大事?
自分に酔ってるだけでしょう?
二度も失踪させた責任は?

それぞれに大切なものがある
大切に思うものの順番だってちがう
立場もちがう

だから意見は異なって当然

自分が攻撃の的になって
彼の仲間や周囲の方々が落ち着くのなら
それは十分に理解できることだ

とはいえ
匿名社会の壁の向こうから石を投げられると
やっぱりつらい

石の数が増え
石が大きくなっていくと

ガラスはやがて粉々になっていく

いつまで続く?
いつまで続くのかな?
続けないとダメなのかな?

同時に考えないといけないことが多すぎて
自分や彼を中心に据えたとき
その周囲に存在するすべての方々に対して
十分な配慮ができていない

先が見えない

笑ってみせる
なにを笑っているんだと言われる

頭を下げる
真摯に反省していないと言われる

説明をする
言い訳だと言われる

石を投げられる
彼はもっと孤独でしんどいのだと言われる

休む
寝ずに捜せと言われる

ずっと繰り返し
ずっとずっと繰り返し

闇のなかにある
棘の多い森を走り抜けたとして
奈落の笑い声に手招きされているだけだとすれば

僕はいま何に走らされ
何を守ろうとしているのだろうね

最後
毎日さいごに

「わからなく」なる

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