雑記 PR

この余力の先に。

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お客様からデータを預かった。

ところがこのデータが暗号化されていて、教えて貰ったパスワードを入力しても
解読が出来ない。さらに、「あと2回間違えると、このファイルは削除されます」
なんて表示が出るもんだから、どきどきのし通し。

結局、電話で正しいパスワードを教えて貰うことになった。

「*****が正しいパスワードですよ」
「えっと、じゃぁ確認しますね、*****ですねー」
「そうですー、*****です」

…あぁ、セキュリティの意味のない、大きな声のやりとり(汗)

移動の合間に思いがけず時間が出来たので、一人、お茶をする。

一時間近くも一人でカフェに居たのって、生まれて初めて。
なんとなく落ち着かなくて、いつも5分くらいですぐに出てしまう小心者。

夜は同友会の集まり。

今期から新しい体制になった。
自分も副ブロック長を務めさせてもらうことになったので、やはり人の集まりが
気になってしまう。

会議を経て、懇親会。
本音と本性を晒し出せる、それはそれは楽しい集まりになって良かった。

親父モード全開でお酒を楽しんでいて、帰り際、メガネをして驚いた。

「・・・だよね?」
「うん、始めから気付いてたよ。えらく飲んでるねぇ」

隣の席に、高校時代吹奏楽部で一緒だった同期のYちゃん。

醜態を一部始終見られていたらしい。
世間は狭い、神戸は狭すぎる…。

会社は会社として仕事を請けていくべきで、自分でなければ出来ない仕事や、
まず自分が呼ばれてしまうような体制は、極力控えていたいと考えている。

「後継者」を考える経営者が多くいるように、例え自分に何かがあったとしても、
お客様に迷惑をかけることなく、それまでとそれからに、同じだけの品質を
提供し続けなければならない。

逆に、自分が露出する機会のあるときは、それを現場にリンクさせられるよう、
踊り上手なピエロを意識するべきであろう。

動と静のメリハリ。 

バカなことだってやる、真面目な顔だってする。
でも、ぜんぶ、そこに、経営のための線を結んでおきたい。あるいは、
結んでいる自分であると思われたい。

まだ、頑張れるはず。
余力の先の果実にたどり着くまでの、自分の手のひらでありたい。