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【川柳】先生の嘘 今もまだ体温に

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個性というそれぞれを守るために、先生は嘘をついてくれた。
貫いてくれた嘘は、僕のなかを生きていて、今を形成してくれている。

「あした」とは、「明日」という目先ではなく「未来」のこと。

余韻がこんなに長くなるだなんて、
そのときは、あのときは、わからなかった。

先生の嘘 今もまだ体温に

(川柳マガジン2009年3月号「雑詠」入選句)