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僕のボーイソプラノは死んでしまった

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11月と2月に扁桃炎になりやすい僕は、特別に用心するのだけれど、やっぱり簡単にやられてしまう。

喉に滞在するイガイガとした侵入者のせいで、僕のボーイソプラノは死んでしまった。いつもと違う風を楽しんでみようと思ってダンディズムを気取ってみせても「汚い声で打ち合わせに来る必要はないんだよ」と窘められる。「40度近い熱を出しちゃってそれで休めたらいいのにね」「今日は顔より声の方が汚いよ」なんて、みんながとても優しくて嬉しくなる。うん、みんな優しい。

昔からお付き合いのある人やブログを読んでくださっている人は僕が扁桃炎になりやすいことをよく知っている。のど飴を差し入れていただくこともあって、色々な人に認知され助けられている今を心から有り難く思う。「そろそろ扁桃炎の時期ですけど大丈夫ですか?」「今シーズンはまだ来てませんか?」「のど飴は舐めるものですから、どうか噛み砕かないようにしてくださいね」

引用元:[短歌]のど飴を噛み砕いてはなりませんきっと砕いて食べちゃうでしょう? | 短歌と川柳とマカロニと

弱いのを強くするよりも、弱いことを弱いと言って助けてもらえる方が強いんじゃないかと思ってる。ボーイソプラノが殺されて汚い声をしている僕に「ほんと毎年弱いよね」と言ってくれる人たちが毎年いてくれることが僕の強さ。弱くて良かった。弱くて強くて本当に良かった。感謝。