雑記

花粉は僕を踏み台にして、被写体の笑顔を極上のものにした

一年前の今ごろに「花粉症を予防する眼鏡を買った」という記事を書いていて、その恩恵にあずかるところは大きいという話をした。

花粉症を予防する眼鏡「OWNDAYS花粉GUARD(度付き)」を使ってみた感想と効果 | 川柳をこよなく愛する明石のタコ

ならば今年も同じ眼鏡を使って花粉症対策をすれば良さそうなものだけれど、この眼鏡をどこにしまったのかがわからない。夏服や冬服のように「服のしまわれる場所」というのは決まっているけれど、季節によって眼鏡を使い分けるという習慣はこれまでの人生になかったもので、さて僕は、どんな思考によってどこに片付けておくことにしたのだろう。

長々と書いたが「だらしがない」ということを伝えているだけである。

そんなわけで、今年の花粉は強烈だ。そして花粉は年度末という慌ただしい時期を狙ってやってくる。集中力は出ないし、イライラもする。何かの申込用紙にあった「ふりがなをご記入ください」という指示さえ面倒で「だったらもういいです」と断ってしまう体たらく。花粉は僕の人間関係を希薄にしていく。

色々な仕事術に関する本があるが「花粉症で辛い時期でも仕事に快適に取り組む7つのtips」なんて書籍は見つからない。「こんなオフィスでしゅたっと格好良く仕事してるんですよー」という感じの方々は、花粉に苦しむことはないのだろうか。整然としたオフィスに山となったティッシュを想像する。花粉は僕の性格をますます意地悪にしていく。

インタビュー記事を書いてほしいという依頼があった。撮影の関係もあって、インタビューは屋外で行われることになった。途中から、鼻水が止まらなくなってしまい、先方にお断りしたうえで鼻にティッシュを詰めた状態でインタビューを続けさせてもらうことにした。僕の姿を見て笑う人たち。カメラマンからは「おかげでとてもいい笑顔が撮れましたよ」と言われる。花粉は僕を踏み台にして、被写体の笑顔を極上のものにした。