雑記

今年の漢字「北」の字源と、憲法の前文と

日本漢字能力検定協会が毎年発表する今年(2017年)の漢字が「北」に決まった。

二人の人がそれぞれ背中を向け合っている。そして、向き合わず背を向け合っているということは「離れていく」イメージがあることがわかりますね。だから「敗北」や「背走」という退く意味のあるこれらの熟語には「離れる」「逃げる」というイメージの「北」という字が使われているのでした。

背を向けるイメージは、その後「太陽に背を向ける」という意味にも広がり、方角の「きた」は「北」という漢字が使われるようになりました。

引用元:「北」という漢字の字源で知る「敗北」「背走」の秘密 ~北海道の由来とは | コトバノ

以前コトバノで「北」に関することを書いたことがあったので、発表の当日はこの記事にアクセスが殺到していた。PV(ページビュー)が増えるというのは、良くも悪くも目立つということで、メリットもデメリットもある。それでも、自分の存在を想いを伝えていかなければ、零細企業はすぐに立ち行かなくなってしまう。恩恵の大きさについて、素直に感謝したい。

近くて遠い隣の国との関係について考えさせられる一年だった。水と平和が無料だった時代は、もう昔の話。憲法について、防衛について、たくさんの議論があった。

憲法9条ばかりが注目されるが、ここで、憲法の前文から一節を引用したい。

われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

日本の国民だけが平和であれば良いと憲法は言っていない。平和のうちに生存する権利は、全世界の国民が有する権利なのである。国際社会のなかの日本。目を背けてはいけないことがたくさんあるということを、歳末のこの時期に再確認する。