病気 PR

眼に注射をする、それは怖いのか痛いのか。定期的に注射をする僕の体験談(とにかく怖いよ)。

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

だいたい4,5か月間隔で両目それぞれに注射をしている。

これがとにかく恐ろしい。世の中の大半のことは、目を瞑ってやり過ごすことができる。しかし注射中は、強制的に目を開いたままにする器具を挿入されてしまう。黒目を動かすようなことがあってもいけない。患者さんによっては、麻酔で眠らせてやってしまうこともあるそうだ。

注射のある日は、技師さん看護師さん、眼科のスタッフ皆さんが励ましにやってきてくれる。

「今日だもんね」
「怖いよね」
「あはは、やっぱ元気ないね」

診察室前の待合スペースは、僕のため息で汚れきっている。むかし、家庭裁判所の待合室でこれから裁判に向かう人たちと居合わせたことがあるが、雰囲気はそれとまったく同じだろう(わからない例えだと思う)。

注射前には何度か痛み止めの目薬をさす。仰向けになり、見えないところで金属音、注射の準備をしている様子がわかる。消毒液で眼球や目の周囲を洗い流す。染みて激痛が走ることがある。そして看護師さんはこのタイミングで僕の腕を握ってくれる。

視界いっぱいに光が照射され・・・・・・

うずらの卵に針を刺すような感覚。プチョっとした感触。
じわっと液体が広がるのが分かる。
針がささっているのは10秒程度(だと思う)。
とにかく動いてはいけない。じっとする。握ってくれている看護師さんの手を握り返す。いつかつぶしてしまうのではないか。それくらいぎゅっとする。怖い、とにかく怖い。

そして数秒のち、

「終わりましたよー」
「終わったねー」
「がんばったがんばった」
「動かなかったね、えらいえらい」

と、ピアノの発表会を終えた小学生を褒めるような感じの声が聞こえてくるのである。ありがとうみんな。All for Oneだ。

そのまま10分ほど横にならせてもらう。
急に立ち上がるとめまいがする。血圧や血流が安定するのを待ってから立ち上がり、僕は解放され、ご褒美のコロッケうどんへと向かうのであった。

▼川柳鑑賞日記に登場してみませんか?▼
月刊ふあうすとに投句すると、川柳鑑賞日記でご紹介させていただくことがあります。お気軽にお問い合わせください。