川柳をこよなく愛する明石のタコ

神戸の印刷会社、前川企画印刷の代表ばたがお届けしております

川柳

【川柳】川柳の文字の向こうに人がいる   ばた

投稿日:

今の会社に移ってから、川柳を書いてみるようになった。

ある月刊川柳誌の編集・印刷を請け負っていて、毎月、何百・何千という数の川柳を
入力し、編集する。これはもう完全に肉体労働と言えるもので、指の筋を痛め、肩こりに
悩み、腰痛までも抱えてしまう、なかなかに大変な作業なのだ。

しかし、たった17文字の世界の奥ははてしなく深い。

そこにある、気温や天気、風の有無、音、匂い だとか
そこにいる、表情や会話、着ている服 さえも

「瞬間」が、永遠の時間として、17文字には込められている。

そう、つまり、写真のように切り取られた時間がそこには存在するのだ。 

川柳を始めたきっかけ、それは決まりが少ない自由な雰囲気に魅了されたこと。

もともと、言葉を書くことが好きな自分にとっても、新しい世界との出逢いであり、
なんとも言えない心地よさと刺激がある。

「うまい」だとか「へた」だとかはともかく。

僕の17文字の世界に、もしかしたら共感してくれる人がどこかにいるのかもしれない。

そんな出逢いのきっかけになれば、と、思いつくままに「川柳」のカテゴリを
追加してみることにした。

御笑覧いただければ幸いである。

Google

Google

-川柳

執筆者:


関連記事

no image

【川柳】夏祭り 逢いたい人のもういない   ばた

浴衣の波 賑やかな声 毎年大人になっていく僕の 手持ち無沙汰の理由 それは君なら知っている そんな君には もう逢えないけれど ===   【掲載】夏祭り 逢いたい人のもういない     ふあうすと20 …

no image

【川柳】冷めていく紅茶 自白の時がきた   ばた

形式的なティーカップ、汗、動悸、鼓動、焦燥。 責められることを予感した、沈黙。 口を開けば、ストーリーの始まる。 じりじりと、焦げていく心。 僕はもうすぐ、全てを晒される、そんな場所にいる。 === …

no image

【川柳】君と来た場所で瞼を閉じている   ばた

あの日の風の匂いだとか。 あの時の空の色だとか。 指で弾いた程度の「しびれ」が残っている心の場所があります。 「点」であるはずの情景は、いつまでも輝きを失わず、温もりを失わず。 ずっとずっと、その場所 …

no image

【川柳】整頓の過ぎて発覚するドラマ   ばた

前略 中略 後略。 いやな汗だねぇ、男ってやつは。 ===   【佳作】整頓の過ぎて発覚するドラマ     月刊川柳マガジン2007年10月号     川柳道(「部屋」雫石 隆子選)

no image

【川柳】蝉の空ぐるり輪を描く赤とんぼ   ばた

出勤の朝。 小さい秋、見つけました。

Google


↑成人式や卒業式、入学式に似合う髪飾り特集はこちら
(コトバノ監修/【ギフトにも最適、桐箱付】)
このブログの執筆者であり前川企画印刷の代表である西端がフォト詩集をiPhoneアプリで出しました。知識ではなく、感性に訴えかける写真と言葉たち。もし良かったら、もし良かったら…
follow us in feedly