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「明石ダコ」ピンチ、水温低下で大量死の恐れ

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でも大丈夫。
僕は死にませーん。


「明石ダコ」ピンチ、水温低下で大量死の恐れ

厳冬のため、兵庫県明石市の明石海峡の水温が下がり、寒さに弱いマダコへの影響が
懸念されている。

毎年夏場を中心に約1000トンが水揚げされる「明石ダコ」は歯ごたえの良さと甘み
で知られるが、今年の漁獲量は減る可能性もあるという。

県水産技術センターによると、マダコは元来、温暖な地域に住み、生存できる限界の水
温は5度前後。冬場は海底で身をひそめ、水温が高くなるのを待つ。

明石海峡の海水温は、昨年12月に10・2度(平年13・5度)、今月下旬は8・5
度(同9・9度)まで下がった。同じ時期で比較すると、春先にタコが捕れない被害が
出た1984年の8・2度に近づいており、今年も厳しい寒波が続けば、生存限界まで
下がるおそれがある。

 林崎漁協(明石市)元職員で漁業の研究を続けている鷲尾圭司・京都精華大教授は「
水温が8度を割り込むと影響が出始める。成育が遅れる可能性もある」と指摘している。