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業務日記

外食は身体に良くないと言い聞かされた子どもの心はどんな風になるのだろう

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外食だから健康に良くないとか買ったお惣菜で家族に申し訳ないとか、一義的には正論なのかもしれないけれど、その商売に携わるご本人とご家族を他を傷つけるという意味では公言するべきことだとは思っていない。

僕は商売人の息子として育った。そして今、商売の世界に生きている。他を蔑んではならないというのは商売人の礼節であり、商売で得た利益は地域で循環させていくものだと思っている。いろんな産業があっていろんな流通がある。だからお金がまわって、僕は大人になるまでを、父母の商売で養ってもらって生きてくることができた。

「外食は良くない」と子どもに教えるとどうなるのだろう。子どもは学校で、「レストランをやっているお前の家は身体に悪いものを売って生活をしてるんだな」と友だちに話しかけたり、考えたりすることはないのだろうか。栄養のバランスが良ければ心の均衡は崩れても良いのだろうか。「そんなことを言う子どもには育てない」というのであれば「心に思っても声には出さないように言い聞かせている」ということで良いのだろうか。それは本当に心の教育になるんだろうか。

どんな生き方も考え方も人それぞれの自由だけれど、憲法と同じく、それぞれの自由は公共の場で一定の制約を受けることになる。言論はいつも武器になって、人の心を傷つけ、子の心を歪めてしまう可能性のあるということを知っておきたい。僕は販促とライティングの仕事をしていて、様々な人の商売に携わる立場。なれば、この戒めは余計に強くしなければならない。無意識のうちに放った言葉が刃にならぬよう大切なことは、やっぱり想像力なんだと思う。

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