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相手が求めているのは共感だろうか、答えだろうか、いつもリアクションは同じではないだろうか

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いま、相手が求めているのは「共感」だろうか「答え」だろうか。これを見誤ると、「チームあなたは何もわかっていない連合」に強制加入させられてしまう。「あー、なるほど」「へぇ、それでそれで?」「ふむ、で、その場面でどんな風に言ったんですか」

まずは物語がちゃんと進むように、適切な相槌を選んで話の全容を掴む。しっかりと相手に話をしてもらうと、冷静になって、案外自分の中に答えを見つけてくれるようになるものだ。そうだ、時々は大きめのリアクションもしておこう。「うわぁぁぁぁ、それはムカつきますねぇ」「うほぉぉっ、すごいですねすごいですね。それは僕だったら怒ってますね。間違いないです間違いないです」

「にしばたくん?」
「はい?」
「リアクションのパターンがいつも同じ」
「いつも同じ?」

いま、相手が求めているのは「共感」だろうか「答え」だろうか。いずれにしても、リアクションを重視してしまうと、それは簡単に見透かされてしまうということだ。相手の求めていることをちゃんと見極めなければならない。観察と想像力。僕はまだまだなのである。

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