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二度目の社員失踪事件から6日:「日記を書いてもらい、それにコメントを添える取り組みをした頃を思い出す、僕はモンスターなんだろうか」

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残った二人の活躍が頼もしい。

指示を出すまえに、とっくにもう
やるべきことを整理してくれている。

丁寧な行動、配慮、言葉づかいで
お客様に接している。

彼女たちが「申し訳ありません」と言うたび
胸が痛む。

悪いのはすべて自分なのに。



状況は良くない。

架空の売上がさらに判明した。
集金したと思われるお金の所在が分からない
お預かりした用紙の行方も不明

会社を立て直すためのあれこれを考えていた

でも
中途半端に走り続けるほうが迷惑なのでは?

いずれやがて
こんな会社を誰が継ぎたいと思う?

そんな気持ちにも支配されてしまったり。

「子どもがおかしな道へ行ったら、
バットで殴ってわたしも死ぬ」

母がよくそう言っていたことを思い出す

僕はモンスターを生み出した
モンスター自身なんじゃないだろうか



今は自責の念にかられている場合でもないけど



「ちゃんとホウレンソウをさせていた?

いつなんどき、なにがあっても
誰かが仕事を継続できるようにする

それも経営者の仕事でしょ?
責任を果たしていた?」

至極真っ当なご意見も頂戴する

日々の想い
行動のすべてを残しやすい環境をつくり
コミュニケーションを取る

それは自分の仕事だ

彼が最初に失踪をした後しばらく
まだ自宅で療養をしていたころ

彼には日記を書いてもらい
それにコメントを添える取り組みをした

毎日を言葉にすれば

できていることが見えて
できていない原因が分かり

なによりも
いまの自分がそうであるように
人に「助けて」と言える人間になれる

二度と過ちを繰り返させてはいけない

だから復帰後もずっと
彼には日常の気付きを伝えてもらった

ホウレンソウだけじゃない
発信してみな
愚かなことをしてしまった自分を
そんなこともありましたね
と、笑い話にしてもらえるよう
言葉にしてみな

言い続けた
書き方まで教えてやった
なんなら脚本まで書いてやった

でも
自分に何かが足りなかった

その「何か」が今はまだ見えない



24時間前は
こんな風にすれば、
このピンチをチャンスにできるのでは?

なんて高揚していたのに
今は落ちている

浮き沈みが激しい

でも
こうやって、そんな自分を書いているから
大丈夫

とにかく自分は
書いているうちはぜったい大丈夫

自分はね。

ご迷惑をおかけしているお客さん
周囲の方
そして
仲間のふたりが心配

わがままを承知で

いまは彼女たちふたりを
癒やし励ましてあげてほしいと思う

褒めてあげてほしい



深夜に帰宅して
それから自分の仕事をしていたら
朝になってしまった

朝が来ないうちは闇も隠れていて
東の空が白くなり始めると
呼吸がどんどん苦しくなってくる

病気のある自分にとって
ストレスは良くない

朝を朝として見上げられるように
できることをして
空気を取り戻したいと思う
















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