自分の仕事がまったく進んでいない
訪問して行うサポート業務
相談業務
深夜にする執筆
経理
取材の仕事は知人に譲った
それでも回しきれない
だったらブログを書くのをやめなさい?
壊れちゃうよ
父が亡くなって
告別式の朝に歯を磨きながら思った
どれだけのことがあっても
人は習慣をやめないんだなと
あの日僕は、清潔を保とうした
いま僕は、心の安定を保ちたいと願う
だから書いている
生きるために書いている
*
「彼は集金をして
うちは領収書ももらったんだけど
それはちゃんと帳簿に反映されている?」
お客さんからご連絡をいただく
返却されない車のなかに
彼は領収証の控えとお金を置いたままにしている
こうなるともう
こちらではどのお客さんから
どれだけ集金したのか/していないのか
完全に把握することはできない
大変失礼な質問で恐縮なのですが
当社は集金が済んでおりましたでしょうか
なんて
そんな情けない質問をして回らないといけない
念のため会計ソフトを起動する
祈るように画面を覗く
結果は”やっぱり”だった
車も
お金も
お客さんからお預かりした書類も
君がしていることは業務上横領で
10年以下の拘禁刑が科される重罪なんだぞ
自己破産をしても免責はされない
逮捕されて刑務所に行ったとしても
借金は消えてなくならない
いいか
君が犯罪者になることではなく
君を犯罪者にすることの重さを
最後にどうか想像してほしい
俺はこれからもずっと
一生
この両手を見つめ続けなければならない
*
耳鳴りと幻聴に
目眩もある
激しい頭痛がして
車のなかで30分仮眠をした
満身創痍
みんな
どんな風に決着するのだろうと
傷つきながら朝を待っている