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二度目の社員失踪事件から13日:「僕のそれがファッションであることを、彼女はまだ知らない」

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9時過ぎに家を出て
帰宅したのは深夜の1時前だった

いろんな人にお会いする
お話を聞いてくださる

ありがたいし
あたたかい

あぁ
彼は自分の知らないところで
そうか、こんなことまでやらかし
こんなにご迷惑をおかけしていたのか

そう思うこともあれば

もったいないよな
こんなに信用を積み上げていたのにな

と感じることもある

「彼がもう会社に復帰することはありませんが
人生の先輩として、
どうか気にかけてやってください」

迷惑をかけたお客さんに
自分は何を言ってるんだろう

こういう甘さが良くなかったのか
それともこれは、贖罪のポーズなんだろうか

心に嘘はないけれど

車で移動しながらイトウマイと話す

彼女の存在にも救われている
才能を感じて
いつか仕事を一緒にしたいと思っていたひとり

一度目の失踪事件の翌日にすぐ声をかけた彼女が
今横にいて、
二度目の失踪事件の処理にあたってくれている

皮肉な巡り合わせ
人はどんな風に繋がるか分からないね



「彼女は面白いブログを書いているんですよ」

お客さんのところで言ってまわる自分がいて
あぁやっぱり自分は
仲間が好きなんだなと思う

彼女たちの姿勢と表現力が
ひとの役に立ってくれれば幸せだ

「絶対に俺のことをいじるんじゃないぞ」
「わかってますってば」

わかってないやんか

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