雑記

春を選びながら、年末の顔をする。どうかどうか、心をなくすことのありませんように。

新しい相棒がやってきた。

画面の前にいて、合わない数字に苦しむこともある。ミスの連続で、申し訳ございませんという言葉を繰り返すこともそうだ。その時々の自分を残しては伝えていく僕の相棒は、いつからか、負を帯びた言葉たちを背負わされて、声にならない悲鳴を上げるようになってしまった。これまでの相棒と比べて、すこし、物静かなキータッチ音のこの子には、願わくば、優しさと温もりのある言葉たちを運んでほしいと思うけれど、さて、この先にあるのは、闇か、光か。

容量の関係で、取り込むことの出来ないままでいたASKAさんのSCRAMBLEをライブラリに加えた。松山千春さんに出会っていなければ、僕は経営者の道を選んでいなかっただろうし、ASKAさんの世界に触れていなければ、言葉を紡ぐことを生業とする道も選んでいなかった。人生の分岐点、原点、きっかけ。今なお、大きな影響力を与え続けてくれている方の新しい世界に浸るのは、心を磨く時間。表現の奥にあるものを己に重ねて、次なる自身の創造に繋げていきたい。

年賀状が販売開始になって、印刷屋は、春の言葉を選びながら、年末の顔をするようになる。
それが、心をなくす時間とならないよう、自戒したい。