雑記 PR

フレンチトーストまでが遠い、僕たちの葛藤

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

顎関節症なので、食べ物や食べ方に注意をしなければ「アウッ」といってしまう羽目になる。顎が外れてしまうと言葉を発することも出来なくなり、視界は涙で霞む。ところが、そういうものだと知らない人たちには僕がふざけているように思われて笑われてしまうのが辛い。抱えている問題やキャラクターなど、誤解されることはよくあっても、「誤解だ」と伝えられないのは悲しい。

角切りフレンチトーストのシナモンバナナ焼き : きょうの健康レシピ : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

口の中の、上のところ。熱いものを食べると、ペロンと皮の剥けてしまうあたり。噛むのではなく、あのあたりでふにゃっと潰すように溶かすようにして食べるものが大好きだ。これなら顎には負担がかからない。

フレンチトーストは大好きなのだけれど、喫茶店で頼むのは気後れしてしまう。「Aランチ」とか「モーニングのB」とか、記号めいた言葉の中にフレンチトーストを用意しておいてくれたら頼みやすいのにな、と思う。毎日を戦いながら、隣のテーブルのパンケーキやパフェの類をいつも羨ましく眺めている。僕はトーストを齧りながら、お客さんとのミーティングを進める。

▼川柳鑑賞日記に登場してみませんか?▼
月刊ふあうすとに投句すると、川柳鑑賞日記でご紹介させていただくことがあります。お気軽にお問い合わせください。