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たった一つの取柄のために、たった三日で落とした僕の視力

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保証期間ぎりぎりに、自宅のメンテナンスに来ていただく。

職人さんは格好良くて、動きをぼーっと眺めてしまった。自分は手に職がないので、カタチあるものを生み出せる人たちのことを心から尊敬する。

中学生のころ、技術の授業で「本棚をつくる」というものがあったのだけれど、僕は友人にお金を払ってそれを作ってもらった記憶がある。体育の授業のように、僕は技術や家庭科の授業を「見学」することが許されるくらい不器用だった。せめてパソコンくらいは得意になろうと思って、真夜中に部屋を真っ暗にしてタイピングの練習に勤しんだ。入力は速くなったけれど、視力は三日で落ちた。以来、二度とは浮上しない僕の視力なのである。

メンテナンスに来ていただくにあたって、昨秋から始めた蔵書の整理。倉庫として使っていた部屋の床が見えるようになって感激する。これからは、買ってきた本の数だけ売りにいくというルールを徹底しようと思う。