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「プレミアムフライデー」が始まる。

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仕事を早く終えてもらって、その分、遊興費としてお金を使ってもらいたい、回してもらいたいという施策。趣旨を考えれば、お金に余裕のある人たちが早く職場を出られるようになればいいということだろう。単純に、多くの人の労働時間を減らそうという目的ではない。

本当にこの施策でお金が回るのならばそれはそれで良い。ただ、この施策が、大半の人の犠牲(奉仕?)の上に成り立つものであるならば、その時間的メリットを得られる人には「お金を使ってもらう」という当初の目的を何が何でも達成してもらわなければならない。家に帰らず、お金を使ってもらうためにはどうすれば良いか。

・当日は早く家に帰っても自宅のドアが開かないようにする
・自宅方面に向かう定期券は早い時間帯は使えないものとする
・遊興費として使った領収書がなければ基礎控除を減額する

こんなシステムを作れば、システムの開発費にもお金がまわって面白いんじゃないかと思ったが、考えているだけで馬鹿馬鹿しくなってきた。プレミアムフライデー。差別を助長するようなこんな制度、本当に必要なんだろうか。

「へぇ、お前のおとーちゃんとこ、プレミアムじゃないんだ」

子どもたちがお互いの親のことについて会話をしあう。「差」を「上下」だと思って、差別の芽を育む。そんな風にならなければ良いのだけれど。